2021年01月19日
【1−3 サービスコンセプトと独自資源について考える】
NJCC起業講座
前項では「起業の動機」について、
しっかり考えてもらいました。
ちゃんと考えきらなかった人も、
やっていくうちにわかってくる場合もありますので、
あまり完璧主義にならずに
だいたいで進めていってもかまいません。
ただ、ここが決まらないでスタートすると、
あとで丸ごとやり直しになるようなことも
ありますので、
そういう場合はあまり作り込みをしないで、
いつでも「動機」の部分に
戻れるようにしておきましょう。
それではいよいよ
本気でコンセプトを考えていきます。
今日考えるのは
提供するサービスのコンセプトです。
下記の質問にそれぞれ1行で答えてください。
①あなたが提供しようとしているのは、だれに向けた、どのようなサービスですか?
②このサービスにおいてのあなたの独自資源はなんですか?
他の同業者と異なる ポイントはどこにありますか?
③何に、どのように悩んでいる人に相談にきてほしいですか?
これ、なんで1行で
答えないといけないかというと、
そのくらい研ぎ澄まして初めて、
自分のやりたいことがタイトにわかるから
なんです。
ひとり起業 SMB の場合は
(ひとり起業 SMB は効果をチェックするために試験的に作ったサイトです。現在は閉鎖しています)
①ネット集客を主流としたカウンセリングやコーチング、コンサルティング業をひとりで 起業する人に対して、立ち上げから収入をあげるまでのノウハウを提供する
②煽りやさわりだけではなく、完全な情報を無料でブログ公開していること。
ビデオ映像が多いこと。
すでにこの方法で自分自身が実績をあげていること。
(3行だけど大丈夫)
③アメブロやホームページをカスタマイズしたい、SEO 対策も知りたい、起業のイロハ がわからない、けどやる気はある!というひとり起業家
こんな風に書いてみてから、
これをみつめてよく考えてみます。
このサービス受けたいかな、私なら。って。
いや絶対受けないわ。 とか
多分受けないな。
なんていうときは、
どうして受けないのかを考え、
それを改善したコンセプトを作るようにします。
うん。これなら受けてみるかも、私なら。
ってところにいけば、
それで提供サービスコンセプトは完成です!
このあたりは
多少主観が入っていても大丈夫です。
日本全国1億2千万人に好かれるコンセプトなんて
ありませんし、
結局のところ来てくれるお客様は
あなたのことを好きになってくれた人
ですから、
あなたらしさが出ている コンセプトで
かまわないのです。
「日本全国民が阪神ファンではないけど、阪神は彼らの熱狂的ファンに支えられている」
というようなことです。
あなたらしさがはっきり出ているほうが
ファンもつきやすいですから、
その辺は気にせず出していってくださいね。
それでも不安だったら、
さきほどのコンセプトをお友達などに見てもらい、
サービスを 受けたくなるかどうかを
聞いても良いでしょう。